小島靜二先生

Dr. KOJIMA

先輩からのメッセージ 
小島靜二先生

1977年日歯大卒業。「小島歯科クリニック」院長。生存科学研究所常務理事、口腔環境研究会主幹。吉仲太造「それでもやはり生き往く人へ」展企画。著書に『闇雲』他がある。

中原實先生の教えを実践

  • 子どもの頃からの主治医を訪ねて、各歯科大学の特色をうかがい、「社会と一番強い絆を持っている大学」といわれたことで日歯大に入学しました。
    卒業後、勤務医を経験しましたが、1985年に開業しました。

    診療に勤しむかたわら、患者さまの心の様相を和らげるために、卒後間もない画学生のアート作品を院内に飾り、患者さま、画学生そして医院スタッフのコミュニケーションを潤沢にしようと、30年以上にわたって院内展示を継続してきました。

    現在「小島びじゅつ室」を自宅で不定期ですが開廊しています。
    医院から巣立った作家(作品)の支援活動で、社会と彼らとの橋渡しに、責任と関係性がより強く生じてきたことと、美術がどんどんと好きになっていったことが、昂じて画廊主になってしまいました。

アドバイス

大学5年生の時、中原實先生に「よい歯科医になりたいのなら、歯科以外の仕事で道を極めなさい。そのことで歯科の道も極められるはずだ」と言われた。その時は、よく分からなかったが、今その言葉をいただけてとても幸せに感じている。この言葉を、後輩諸子にそのまま贈りたい。