日本歯科大学

祖父が歯科医院を開業しており、子どもの頃おじいちゃん子だったこともあって、祖父の歯科医院によく遊びに行って歯科医院の雰囲気に慣れ親しんでいました。その頃から「大きくなったら歯医者さんになるんだ！」と言っていましたが現実になりましたね（笑）。
日本歯科大学は祖父の母校であったことも大きいですが、立地、校風、歴史も見て自分に一番合うかなと思い志望しました。なかでも立地は東京の中心にありとても恵まれていると思います。
大学時代は水泳部と陸上部に所属していました。特に陸上部では「デンタル（全日本歯科学生総合体育大会）」で優勝したり、準優勝したことがいい思い出です。また、合宿ではいろいろな先輩や後輩と1日中一緒にいられて、夜も大騒ぎして楽しかったですね。
勉強面では、マネキンや歯科機材を使った実習は、すごく新鮮で毎回ドキドキしながら実習を受けていた記憶があります。5学年次の病院実習も、指導していただいた先生に、技術的なことだけでなく、進路の相談にものっていただいたり、コミュニケーションの大切さなど、歯科医師として大切なこと全てを親身になって指導していただきました。とても貴重な経験ができたと思っています。
大学卒業後は、臨床研修医を経て、日歯大の附属病院で矯正のレジデントを2年と非常勤講師を1年経験し、その後先輩の先生の紹介もあり、現在この杉山矯正歯科医院に勤務しています。矯正の技術は日々進歩しています。この歯科医院では、矯正（歯の内側に装着する矯正）をメインに治療しており、最先端の機械もあり、高度な技術を学べるのでこの歯科医院に勤めてよかったと思います。
また、この仕事をしてやりがいを感じることは、治療がうまくいったときはもちろん、患者さんが矯正治療をやってよかったと言ってくださったり、コミュニケーションを大事に診療を心がけていますので、2～3年と長期にわたる矯正治療で、患者さんとすごく仲良くなることですね。
歯科医師になるには歯の勉強だけでなく、人と人との関わりが1番大事になってくると思います。ぜひ日本歯科大学で多くの仲間と楽しい大学生活を過ごしながら、コミュニケーションスキルを磨き、歯科医師をめざしていただきたいと思います。