「旅にはマイ歯ブラシ」プロジェクト
先進国のホテルのアメニティに歯ブラシがあるのは、日本だけ
世界的にみれば、これは恥ずかしい事実
海外のホテルに行くと、部屋のバスアメニティに歯ブラシがなく、困った?焦った経験はないですか?
日本では、格安のビジネスホテルから高級旅館まで、ほぼ、すべての宿泊施設に歯ブラシがあり、これを日本人は、「至れり尽くせり」な文化=「おもてなし」の心と捉えているようです。そもそも、諸外国では、「自分の使うものは自分で持参する」という考え方が定着しているため、カミソリやヘアブラシ、最近では室内用のスリッパさえも置いていないところもあります。特に、サステナビリティの流れを受けて、世界中で地球環境保護の意識も強くなりました。
少し前までは、日本人が訪れる頻度の高い韓国、台湾では歯ブラシの準備がされていたそうですが、両国ともに法律により使い捨てアメニティの無料提供が原則禁止となりました。残るは、ベトナム、タイ、フィリピン等東南アジアに限られてきたが、これも日本人を意識した対応である。
星野リゾートの星野佳路代表が、「日本人は、たった10gをなぜ持ってこないのか?ドライヤーやヘアブラシとかあんな重いものは持ってくるのに・・・」とある講演で発言されていました。星野リゾートのお客様の58%は歯ブラシを持参していないそうです。
それを伺って、本学でも1万人を対象に調査したところ、約4割が持参していない結果でした。
旅行・出張中は代わりのもので対応してよいという日本人の考え方、ましてや、健康に直結するお口のケアを真剣に考えてみませんか?
歯ブラシを携帯する習慣、カバンに入れて普段と同じ歯ブラシで磨くという習慣です。携帯しなくても職場や学校に置いておけば良いだけで、旅行・出張中はそれを持参すれば良いだけのことです。
ホテルの歯ブラシは悪い(毛の硬さ、毛先のカット、ヘッドの大きさ等)とか歯みがきペーストが悪い(フッ素含有の有無、味、その他薬効成分等)とかの議論ではありません。最近のホテルの歯ブラシは、以前に比べると、相当品質は向上しています。言いかえると、提供側の方が余程、健康に配慮していることにあります。
アメニティから歯ブラシが消えることが、日本人のお口の健康の意識度が上がった証しとも言えるでしょう。
インバウンドで外国人旅行者が増えた今、彼らがバスルームの歯ブラシをみて「???」とならない文化を創りませんか?
旅にはマイ歯ブラシを実践しましょう。

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