図書館用語集

図書館で使われている言葉で分からない単語はありませんか?

ここでは、図書館で日常的に使われている言葉を解説しました。

abstract

=抄録

ILL

Interlibrary Loanの略で、図書館間での文献複写の送付や図書の貸借業務のこと。学校により利用規定も異なりますので、学外機関を利用希望される学内の方は必ず当館にお問い合わせ下さい。=相互貸借

Impact Factor

特定の1年間における、ある特定の雑誌に掲載された論文の引用回数の平均値のことで、その雑誌の影響度を計る指標となるものです。Web of Science 収録雑誌を対象に、引用された数÷ 論文数で求められます。

ISBN

International Standerd Book Number(国際標準図書番号)の略で、図書資料を個別化するために国際的に与えられる番号。

ISSN

International Standerd Serial Number(国際標準逐次刊行物番号)の略で、逐次刊行物を個別化するために国際的に与えられる番号。

NDC

Nippon Decimal Classification(日本十進分類法)の略。

NDL

国立国会図書館の略称で国立唯一の中央図書館。

OPAC

Online Public Access Catalogの略でオンライン検索資料目録といい、その図書館でどういった資料があるのかを調べることが出来ます。当館では図書のみ学外からも検索できます。なお、1985年以前に出版の図書はデータベースに入力されていない場合もありますので、目録カードで確認して下さい。

一次資料

利用者に情報を提供するためのオリジナル資料で、単行本や雑誌などの原資料のこと。

印刷体

=冊子体

引用文献

論文中の文章中に引用している文献のこと。

延滞

貸出し期限内に返却しないこと。厳禁です。長期にわたり滞っている場合は督促します。

延長

借りている資料を引き続き借りること。予約が入っていなければ1回まで延長できます。メールや電話等でも受付可。

改訂版

既刊図書の誤りを訂正したり新しい資料を付加したりした新版の図書。刷りの変更ですと中身に違いがありませんが、版が変わると中身が変わっています。

個人カード

当館利用時に住所等を記入してもらう用紙。年に一度、年度替わりの際に確認していただいています。

コピー貸出

当館独自の言葉。コピーを目的とした貸出し。翌日返しのこと。冊数の制限は設けていません。

冊子体

電子ジャーナルに対して、紙媒体のもの。=印刷体

参考図書

資料を調べるための図書や各種辞典、事典類のこと。

参考文献

研究や調査目的のために参考にする文献資料。

シソーラス

検索のための統制語。

抄録

論文の要約。

書架

図書や雑誌等を置くための本棚。

製本雑誌

雑誌を何冊か綴じ合わせて扱いやすいように1冊に製本した雑誌。当館では、製本雑誌に対し製本していない雑誌を新着雑誌としています。保管場所が異なりますのでご注意下さい。

絶版

以後、重版をしないこと。入手不可能なもの。

相互貸借

=ILL

蔵書

図書館にある資料の総称。

著作権

著作者がその著作物を独占的に利用し、利益を受ける権利。またはそれを保護する制度。

著者記号

図書を分類する際につけるアルファべットと数字の組み合わせ。図書ラベルの1段目の分類番号の下2段目に記載されている。分類記号と併せて請求記号という。

電子ジャーナル

インターネット上で公開されている電子的なジャーナル。オンラインジャーナル・Electric Journal(E-Journal)は同義。有料、無料、オープンアクセスがある。

有料:入手するのに料金がかかるもの。

無料:誰でも入手することができるもの。=フリーアクセス

オープンアクセス:著者支払モデル、助成依存モデル等によりオンラインでの公開を前提とした雑誌。無料で誰でも入手することができる。

登録番号

図書館が蔵書に付与する個別の番号。当館では、雑誌や図書の後ろ(一部表紙)に貼ってある9桁の数字。新着雑誌のみアルファベットと数字の組み合わせ。

督促

期限を過ぎた利用者に返却を促すこと。

図書委員会

選書委員会のこと。当館では2ヶ月に1回程度行っている。

二次資料

一時資料への案内、手引きとなる目録・書誌・索引などのこと。

配架

請求記号に従って書架に順番に資料を並べること。

ブックポスト

雑誌・資料の返却ボックス。CDなどの視聴覚資料を入れてはいけない。当館では病院1F守衛室脇に設置してある。

文献

図書や雑誌に載っている記事。論文、会議録などを含む。

分類記号

図書ラベル1段目に書いてある、図書をテーマ別に分けるための記号。当館では日本十進分類法(一般図書)、アメリカ国立医学図書館分類法(医学図書)、日本歯科大学歯学分類法(歯学図書)を用いている。

閉館日

職員不在で開いていない休館日と職員は居るが作業日となる閉館日を併せていう。作業日は書架整理や書庫移動など大がかりな作業を行う日。どちらも、来館はご遠慮下さい。

マイクロフィッシュ

図書などのページを縮小撮影したシートフィルムのこと。閲覧するにはリーダプリンターが必要。希望の方は図書館員まで。

目録

資料に関する情報を書名・著者名・分類順で検索できるように並べたもの。1985年以前に出版された図書に関してはOPACでは検索できません。こちらでお探し下さい。

レファレンス

利用者の求めに応じて資料を検索したり提供したりするサービスのこと。カウンターにお越し下さい。

2013.2.6

 参考にさせていただきました。

1.鳴門教育大学附属図書館用語集

2.鹿屋体育大学附属図書館作成 図書館用語集

3.インパクトファクターの調べ方

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