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図書館見学ツアーに参加して

 

第74回卒 佐藤全孝 先生

 平成26年8月7日(木)校友会役員ミーティング終了後。図書館長の解剖学第一講座の佐藤 巌教授と図書館の嶋崎 ひとみ図書課長、菅井 健一司書の案内で、校友会本部役員の図書館見学ツアーを行いました。

校友会本部役員の方々(クリックすると大きい画面がでます)

 生命歯学部の図書館は、100周年記念館の1、2階と地下2階(地下1階は九段ホール)からなっています。

2階階段から(クリックで拡大)

校友会・歯学会会報 第40巻1号にも図書館案内を掲載しましたが、図書館エントランス上に掲げられた中原 市五郎先生の銘文「世に立つに必要なことは、目的と見透しと努力の三つである」の下をくぐり図書館内に入ってまず驚いたのは、ハリーポッター図書館と言われるだけあって空間を生かした圧巻の3段の書棚(通称本の壁といい本が落下防止のために本が傷まない斜め5度で保管している)があり流石に中原学長の「聳え立つ本の壁を作ってほしい、本を読まなくなった世代に圧倒的に迫る本の量をみせてほしい」という注文から作られた魅了ある空間を持つ図書館に改めて感銘を受けました。

また近年、土曜ワイド劇場(殺人現場でありません)、バラエティ番組、ドラマの撮影(37歳

2階閲覧室(クリックで拡大)

で医者になった僕〜研修医純情物語〜草g 剛主演)にも使用されたり、様々な業種からの取材や東京歯科大、日大松戸歯学部の図書館関係者も見学に見えたとのことでした。

そして先の大震災で一冊も落冊しなかった書棚の構造と館内の耐震対策した構造で、書籍を大切にしている姿勢は、高く評価され海外の歯科大学からも本館ならば安心して寄贈できるとのお言葉をいただき、今までに多くの重要書籍を寄贈していただいているとのことでした。

また歯科関連の書籍数は、東洋一を誇ると言っても過言でなく、自習室の設備においては、あまりの良さに、自分たちの時代とは違い今の学生は幸せだな〜との声が多く聞かれました。

2階閲覧室と本の壁(クリックで拡大)

最後に専用エレベーターで地下2階の書庫に案内されました。更に驚いたのは、何と言ってもこの部屋は大学館内で一番居心地の良い、年間を通して室温22℃、湿度60%に調節され、歴史ある数々の書籍を大切に保管しているとのことです。

今回見学ツアーに参加して他の図書館にない独特の雰囲気と勉強がしっかりできる設備と空間に驚かされ、改めて母校出身であることに誇りを感じました。

図書館では、希望があれば校友会会員も利用できるので、詳細は校友会HPからもリンクできる生命歯学部図書館HPをご覧ください。

 

*日本歯科大学校友会・歯学会会報 第40巻2号(2014.11.20)に掲載いたします。

 

そのほか便利なリンク先: 校友会の方への利用案内講習会お知らせ

 

図書館から: 校友会の方々のご利用をお待ちしております。

(2014.8.28up)

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