母校である新潟生命歯学部藤井一維教授の口からそう聞いた言葉が、妙に納得する光景がそこに広がり、映画で描かれていたように吹き抜けになった高い天井まで壁一面に蔵書が整然と並べられている。まさにハリーポッターの顔が脳裏に浮かぶ造りに、日頃診療で患者さんの口ばかり見ている我々は、上を見上げ慣れない姿勢にやや首の違和感を感じつつ、その本の数に圧倒されていました。

平成25年2月10日(日)新潟生命歯学部77回卒クラス会が行われ、それに先立ち、生命歯学部図書館及び学内の見学をさせていただきました。同期の藤井一維君(歯科麻酔・全身管理科教授)と小松崎明君(衛生学教授)に率いられ図書館に入ると、明るく開放的なスペースが広がっていました。
映画との違いはかなり近代化されている点で、専用エレベーターも設置されており、まずは地下へ。そこには各棚に文献がぎっしり置かれ、全体として薄暗い感じがあり、「もし1人で来ていたら、少々怖いかも・・・」と感じたのもこれまた映画の影響なのか?しかし各棚の所に進むと、センサーが感知し照明が点灯する仕組みとなっており、省エネにも配慮されているところは、ホグワーツとはやはり違いました。
文献をよく見ると、本学で学位を取得された先生方の学位論文がかなり多くの場所をさいて置かれており、母校の歴史と伝統を強く感じとれました。
再びエレベーターで1階へ戻り、今度は階段で2階へ上ると、様々なタイプの閲覧室が配置され、聞くと利用者が1人で来た時の閲覧用から、グループでの利用まで対応できるようにと考えられているとのことです。
新潟校の図書館も当初はかなり斬新と思いましたが、当時の先輩方も、おそらく今回我々が感じたのと同様な「うらやましさ」を持ったと思います。幸い図書館はOBにも開放されているそうなので、機会があれば是非利用したいと思いました。
最後に休日にもかかわらず、快く受け入れて頂いた図書館職員の方々に心よりお礼申し上げます。
図書館から: クラス会での話題の1つになれましてうれしく思います。どうぞご活用ください。
(2013.3.19up)
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