参加者約40名が2班に分かれ、同期の新井一仁教授（歯科矯正学講座）と菊池憲一郎教授（解剖学第2講座）に率いられていざ図書館へ、入り口上面に掲げられた中原市五郎先生の銘文「世に立つに必要なことは、目的と見通しと努力の三つである」の下をくぐる時は学生時代を思い出し、年甲斐も無くやや緊張しました。中に入ってまず驚いたことは、天井が非常に高く、明るく開放的なことでした。2階までの吹き抜けスペースの左右の壁には天井までそびえる本棚がずらりと並び、その雰囲気はまさに映画「ハリー・ポッター」に出てくる図書館を彷彿させるものでした。続いて奥の階段を2階に上がると、そこは１人からグループでの使用まで様々なスタイルで利用できるよう、多彩に机が配置された閲覧スペースとなっており、100名以上が利用できる広さで、とても清潔であり、参加者からは「こんな場所が我々の在学中にあったらもう少し勉強する気になったのに(笑)」との声も聞かれました。その後専用エレベーターで地下2階へ降り書庫を見学、その膨大な量の蔵書に圧倒されました。1階に戻り職員の方にお話を伺うと、本図書館は我々のような校友も利用可能で、さらには貸し出しもして頂けるとの事でした。

これだけ充実した図書館を町の開業医も利用しない手は無いなと実感し、私も機会があれば是非利用したいと思いました。

　最後に今回の見学会の開催にあたり、快く受け入れていただいた図書館長の佐藤巌教授と、休館日にも関わらず案内のためにご足労いただいた図書館職員の方々に御礼申し上げます。

 

　図書館から：先生方からのお褒めの言葉、うれしく思います。次回のご来館を図書館員一同楽しみにしてお待ちしております。

 

(2012.11.７up)

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