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生命歯学部図書館長・解剖学第一講座教授 佐藤 巌
国立国会図書館(NDL)では以前(2009年2月5日)、「目録の現在とこれから−“目録の危機”の時代からの展望−」と題した講演会が開催され、氾濫するインターネット情報と紙媒体である書籍との融合化が問題になりました。以前から全国の図書館が「今後どのように変わっていくべきか」を問われています。若い人(最近は自宅に引きこもる老人)たちはGoogleやYahooなどに代表されるインターネット情報の「恩恵」を受けると同時に情報の「危うさ」のリスクをいつでも背負っています。情報の「確かさ」では本学の図書館歴代の館長をはじめ館員の地道な情報の収集と書籍の集積により多くの情報を抱え、歯科分野ではその最先端を走ると自負しております。伝統のみならず情報媒体の変化にも中原前館長が率先して電子化をすすめ今日の「紙と電子」の図書館として生まれ変わりました。[紙]の部分は日本に誇れるモダンな図書館と歯科関連の保有書籍約13万冊があります。しかし、情報の流動化はめまぐるしく、そのつど情報発信基地としての図書館が時代を担って変化を遂げてきました。そこで今回、日本歯科大学生命歯学部図書館では公式サイトをリニューアルいたしました。[電子]の部分のリニューアルです。デザインの刷新だけではなく、「誰にでもホームページやコンテンツを利用できる」ように配慮し、サイト構築を行うことを心がけ、「利用者みんなが参加できる」の観点から館員が総力を結集してリニューアルを行いました。新コンテンツなど利用者が一目でわかるように改良も加えております。是非一度、「図書館電子ワールド」を訪ねて、「情報を共有」し、新しくなったWebサイトをこれまで以上にご活用ください。 (2018.12.10up)
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