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「歯科新報」のデジタル化

歯科新報 創刊号(明治41年)  

 

 
Odontology 電子ジャーナル(現在) 

 

 創立年が明治40年(1907)と歴史ある当学は、その翌年に学術雑誌「歯科新報」を創刊しました。「歯科新報」は、「日本歯科學會雑誌」(昭和4年改題)、「日本口科學會雑誌」(昭和16年改題)、「歯学」(昭和24年改題)と変遷し、現在は英文誌「Odontology」(平成13年改題)に引き継がれています。明治、大正に発行されている雑誌のため、酸性紙による劣化と多用による傷みなどのため保存が心配されていました。この度のデジタル化により長期保存が可能となり利便性も提供できるようになりました。

 デジタル化にあたりRichFlame、PDF、TIFFの3つの形式を採用しました。RichFlameは、論文名で簡単な検索ができパソコンで図書を読むように閲覧できるもの、PDFは利用者からのダウンロード希望に対応するものです。TIFFは、保存用の画像形式で今後ソフトなどの可読方式がどう進化しても対応できるようにしました。また、記録媒体は利用者用に外付けハードディスク、保存用にDVDと2種類の媒体を使用しています。

RichiFlame

 

 利用方法は、図書館内に設置されているパソコンからRichFlameで閲覧することができます。デスクトップ画面に置いてある「歯科新報」を開くと歯科新報の各巻が一覧になって表示されます。ご希望の巻を選択しますと最初に使い方が表示されますので、それを参考に閲覧ください。ダウンロードをご希望の方は図書館員にお申し出ください。PDFを、ご持参のUSBなどに保存してお渡しするかもしくはE-mailで送付いたします。

 利用料金は、閲覧は無料でできますが、PDFでのダウンロードは1枚あたり10円の料金となります。支払い方法は、その都度ご相談に応じます。

 歯科新報にはこの大学創立当時からの様子や当学著名人の記事が記載されており、読み物として読んでも面白いものです。皆様のご利用をお待ちしております。

(2014.5.26. 図書館)