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ご挨拶


第22回学術集会 大会長 佐藤 勉






 新しい年も早や1か月を過ぎようとしています。皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 第22回日本臨床環境医学会学術集会を平成25年6月8日(土)・9日(日)の2日間、東京都港区の北里大学白金キャンパスで開催することといたしました。
 今回の学術集会のテーマは「環境とコミュニケートする」にいたしました。今、世の中では「コミュニケーションが取れない若者(だけではないと思いますが)の増加」、「コミュニケーション不足によるトラブル」といったコミュニケーションにまつわる話をしばしば耳にするようになりました。なかでも患者とのコミュニケーションが大切な医療従事者において、その能力が問題視されているとなると心中穏やかではありません。言うまでもなく、コミュニケーションとは一方向でなく、双方向のやりとりです。本学会の目的は生活環境と健康の関連を研究することにあります。人が生活環境を作り出し、健康は環境により影響を受けていることは明白ですから、この両者の関係をコミュニケーションという観点から捉えることはできないでしょうか。少々こじつけにみえるかも知れませんが、我々を取り巻く環境から何が発信されているのか、そしてそれをしっかり受信しているのかを考えてみよう、という思いから「環境とコミュニケートする」を今回のテーマとしました。
 特別講演は南極越冬隊の観測データを基に地球環境の変化について、お話し頂く予定です。シンポジウムは医科・歯科・看護領域から興味あるテーマで企画しました。多くの会員の皆様方にご参加いただければ幸いです。